ベネチア国際映画祭の歴代の受賞作です。最高賞(作品賞)である「金獅子賞」(きんじししょう)などの一覧。(参考:アテル投資顧問など)
| 年 | 作品賞 | 詳細 |
|---|---|---|
| 2026 | 【予想】「もしもの愛」 | 詳細▼ |
| 2025 |
「ファーザー、マザー、シスター、ブラザー」
※最も高い評価を得た出品作:「ブゴニア」「フランケンシュタイン」「しあわせな選択」 |
詳細▼ |
| 2024 |
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
※最も高い評価を得た出品作:「ブルータリスト」「アイム・スティル・ヒア」 |
詳細▼ |
| 2023 | 「哀れなるものたち」 | 詳細▼ |
| 2022 |
「美と殺戮のすべて」
※最も高い評価を得た出品作:「TAR(ター)」「イニシェリン島の精霊」 |
詳細▼ |
| 2021 | 「あのこと」 | |
| 2020 | 「ノマドランド」 | |
| 2019 | 「ジョーカー」 | |
| 2018 | 「ROMA/ローマ」 | |
| 2017 | 「シェイプ・オブ・ウォーター」 | |
| 2016 | 「立ち去った女」 | |
| 2015 | 「彼方から」 | |
| 2014 | 「さよなら、人類」 | |
| 2013 | 「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」 | |
| 2012 | 「嘆きのピエタ」 | |
| 2011 | 「ファウスト」 | |
| 2010 | 「Somewhere」 | |
| 2009 | 「レバノン」 | |
| 2008 | 「レスラー」 | |
| 2007 | 「ラスト、コーション」 | |
| 2006 | 「長江哀歌(エレジー)」 | |
| 2005 | 「ブロークバック・マウンテン」 | |
| 2004 | 「ヴェラ・ドレイク」 | |
| 2003 | 「父、帰る」 | |
| 2002 | 「マグダレンの祈り」 | |
| 2001 | 「モンスーン・ウェディング」 | |
| 2000 | 「チャドルと生きる」 | |
| 1999 | 「あの子を探して」 | |
| 1998 | 「いつか来た道」 | |
| 1997 | 「HANA-BI」 | |
| 1996 | 「マイケル・コリンズ」 | |
| 1995 | 「シクロ」 | |
| 1994 |
「ビフォア・ザ・レイン」
「愛情萬歳」 |
|
| 1993 |
「トリコロール/青の愛」
「ショート・カッツ」 |
|
| 1992 | 「秋菊(しゅうぎく)の物語」 | |
| 1991 | 「ウルガ」 | |
| 1990 | 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」 | |
| 1989 | 「悲情城市」 | |
| 1988 | 「聖なる酔っぱらいの伝説」 | |
| 1987 | 「さよなら子供たち」 | |
| 1986 | 「緑の光線」 | |
| 1985 | 「冬の旅」 | |
| 1984 | 「太陽の年」 | |
| 1983 | 「カルメンという名の女」 | |
| 1982 | 「ことの次第」 | |
| 1981 | 「鉛の時代」 | |
| 1980 |
「グロリア」
「アトランティック・シティ」 |
|
| 1979 | なし | |
| 1978 | なし | |
| 1977 | なし | |
| 1976 | なし | |
| 1975 | なし | |
| 1974 | なし | |
| 1973 | なし | |
| 1972 | なし | |
| 1971 | なし | |
| 1970 | なし | |
| 1969 | なし | |
| 1968 | 「サーカス小屋の芸人たち 処置なし」 | |
| 1967 | 「昼顔」 | |
| 1966 | 「アルジェの戦い」 | |
| 1965 | 「熊座の淡き星影」 | |
| 1964 | 「赤い砂漠」 | |
| 1963 | 「都会を動かす手」 | |
| 1962 |
「僕の村は戦場だった」
「家族日誌」 |
|
| 1961 | 「去年マリエンバートで」 | |
| 1960 | 「ラインの仮橋」 | |
| 1959 |
「ロベレ将軍」
「戦争・はだかの兵隊」 |
|
| 1958 | 「無法松の一生」 | |
| 1957 | 「大河のうた」 | |
| 1956 | なし | |
| 1955 | 「奇跡」 | |
| 1954 | 「ロミオとジュリエット」 | |
| 1953 | なし | |
| 1952 | 「禁じられた遊び」 | |
| 1951 | 「羅生門」 | |
| 1950 | 「裁きは終りぬ」 | |
| 1949 | 「情婦マノン」 | |
| 1948 | 「ハムレット」 | |
| 1947 | 「SIRENA」 | |
| 1946 | 「南部の人」 | |
| 1942 |
「BENGASI」
「偉大なる王者」 |
|
| 1941 |
「鉄の王冠」
「世界に告ぐ」 |
|
| 1940 |
「L'ASSEDIO DELL'ALCAZAR」
「白夜の果てに」 |
|
| 1939 | 「ABUNA MESSIAS」 | |
| 1938 |
「オリンピア(民族の祭典/美の祭典)」
「空征かば」 |
|
| 1937 |
「舞踏会の手帖」
「シピオネ」 |
|
| 1936 |
「リビヤ白騎隊」
「Der Kaiser von Kalifornien」 |
|
| 1935 |
「おもかげ」
「アンナ・カレニナ」 |
|
| 1934 |
「TERESA CONFALONIERI」
「アラン」 |
|
| 1932 | なし | |
ベネチア国際映画祭は、イタリアのベネチア(ヴェネツィア、ベニス)で毎年8月末から9月初旬に開催。1932年に始まったに世界最古の映画祭して有名です。 (アワード・ウォッチ編集部)
日本映画は、金獅子賞を過去に3回受賞しています。「HANA-BI」(北野武監督)、「無法松の一生」(稲垣浩監督)、「羅生門」(黒澤明監督)です。 (歴代の日本人受賞者→)
| 受賞作 | |
|---|---|
| 金獅子賞 |
【予想】「もしもの愛」
(製作国:韓国、アメリカ)
Netflixが世界で配信・配給する韓国映画。貧しい夫婦と裕福な夫婦が、一本のドキュメンタリー映画の撮影を通じて接近し、互いの欲望や心の傷をあらわにしていく。イ・チャンドン監督の「バーニング 劇場版」(2018年)以来、8年ぶりの長編。2時間44分の長尺。貧富の格差という問題を、夫婦の愛情・欲望・自尊心の話に引き寄せ、緻密な人間ドラマに仕上げたことが高く評価された。 イ・チャンドン監督が長年温めていた企画イ・チャンドン監督は以前から、本作の夫婦を主人公とする別の映画を準備し、脚本もかなり書き進めていた。当時からソル・ギョングとチョン・ドヨンの出演を想定していたという。しかし、企画はいったん中断。その後、ドキュメンタリー監督の夫婦を加えることで再始動した。
米アノニマスが参加製作会社として、 イ・チャンドン監督系列の韓国2社(パインハウスとナウフィルム)に加えて、 米国のアノニマス・コンテントが参加した。 アノニマスは、「スポットライト 世紀のスクープ」「レヴェナント:蘇えりし者」「エターナル・サンシャイン」などのオスカー映画に携わってきた。 プロデューサー陣は、監督の弟イ・ジュンドン氏とアノニマスの2名で構成。 監督:イ・チャンドン(「オアシス」「シークレット・サンシャイン」「バーニング 劇場版」)脚本:イ・チャンドン&オ・ジョンミ ※「バーニング 劇場版」に続く共同脚本。 原作:オリジナル脚本 出演:チョン・ドヨン、ソル・ギョング、チョ・インソン、チョ・ヨジョン 配給会社:Netflix 長さ:2時間44分 米国公開日:2026年10月23日 Netflix配信日:2026年11月6日(世界) |
| 日本からの主な出品 |
<コンペティション部門(ノミネート)>
「ルックバック」 是枝裕和監督 「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 塚本晋也監督 <オリゾンティ部門(ノミネート)> 「The Color of the Sun」 ザビエル・テラ監督(映画デビュー作) 製作国:カナダ、イタリア、日本 言語:日本語、英語 主演:Naoto Shimajiri 舞台:沖縄 ※映像美と、少年たちの孤独を描く繊細さが高い評価を得た。 |
「ブゴニア」「フランケンシュタイン」「しあわせな選択」という3本の有力作が出品されたが、いずれもコンペティション部門の本賞は無冠だった。また、多くの批評家は「ヒンド・ラジャブの声」が金獅子賞になると予想していた。
しかし、最高賞である金獅子賞に輝いたのは「ファーザー、マザー、シスター、ブラザー」だった。この選考には、首をかしげざるを得ない。アレクサンダー・ペインを審査員長とする審査員団の好みが、際立って強く表れた結果といえるだろう。「ファーザー、マザー、シスター、ブラザー」はその後の賞レースにおいて受賞はほぼゼロだった。
アカデミー賞 2026→
| 部門 | 受賞作 |
|---|---|
| 金獅子賞 |
「ファーザー、マザー、シスター、ブラザー」
ジム・ジャームッシュ監督 (国:米、アイルランド、仏、伊、日) <予告編> |
| 審査員大賞 |
「ヒンド・ラジャブの声」
カウテール・ベン・ハニア監督(「皮膚を売った男」 ) (国:チュニジア、フランス)
※イスラエル軍に殺害されたパレスチナ人の少女ヒンド・ラジャブさんの実話作。2024年1月、ガザ市内で家族と車で避難しているところを、イスラエルの戦車に襲われた事件を再現した。 カウテール・ベン・ハニア監督はチュニジア出身。2020年の「皮膚を売った男」でオスカー国際映画賞にノミネート。2023年の「フォー・ドーターズ」ではドキュメンタリー賞ノミネート。 <映画紹介> |
| 監督賞 |
「スマッシング・マシーン」
ベニー・サフディ監督 (国:アメリカ) ※ ドウェイン・ジョンソン主演。A24。1997年に日本で発足した総合格闘技イベント「PRIDE」で活躍した実在の格闘家マーク・ケアーの伝記映画。 <予告編> |
| 男優賞 |
トニ・セルビッロ
「La Grazia(ラ・グラツィア)」 (イタリア) |
| 女優賞 |
シン・ジーレイ(辛芷蕾)
「太陽は我らの上に」 (中国) |
| 脚本賞 |
「At Work」
(フランス) |
| 日本からの主な出品 |
<オリゾンティ部門>
「ロストランド」 藤元明緒監督 ==>審査員特別賞を受賞 「GRAND CIEL」 畑明広監督 |
「ブルータリスト」と「アイム・スティル・ヒア」という2024年を代表する傑作を差し置いて、「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」が金獅子賞に選ばれた。映画祭の開催中から、批評家らの「ブルータリスト」への支持は圧倒的だった。
審査員長は、フランスの女優イザベル・ユペールだった。
アカデミー賞 2025→
| 部門 | 受賞作 |
|---|---|
| 金獅子賞 |
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
ペドロ・アルモドバル監督 (スペイン、アメリカ) <予告編▼> |
| 審査員大賞 |
「ヴェルミリオ」
マウラ・デルペロ監督 (イタリア、フランス、ベルギー) |
| 監督賞 |
「ブルータリスト」
ブレイディ・コーベット (アメリカ、イギリス、ハンガリー) |
| 男優賞 |
バンサン・ランドン
「ザ・クワイエット・サン」 |
| 女優賞 |
ニコール・キッドマン
「ベイビーガール」 |
| 脚本賞 |
「アイム・スティル・ヒア」
(ブラジル・フランス) |
| 日本からの主な出品 |
<オリゾンティ部門>
「HAPPYEND」 空音央(そら・ねお)監督 <イマーシブ部門> 「機動戦士ガンダム 銀灰の幻影」 鈴木健一監督 |
| 部門 | 受賞作 |
|---|---|
| 金獅子賞 |
「哀れなるものたち」
ヨルゴス・ランティモス監督 (イギリス映画)
喜劇的なおとぎ話。 科学実験で死から蘇った女性が、自己探求の冒険に出る。 野心的な想像力と、面白みに満ちた奇妙さが、大絶賛を浴びた。 ヨルゴス・ランティモス監督にとって「女王陛下のお気に入り」を超える出来栄えとの声が相次いだ。 また、主演エマ・ストーンについても、「ラ・ラ・ランド」を上回るキャリアベストの演技との称賛に包まれた。 19世紀のイギリスが舞台。 自殺した若い女性が、怪しい科学者によって命を取り戻す。 ただ、その頭脳は無知な状態になっており、世の中についてイチから学び始める。 原作は、1992年の小説。 スコットランドの作家アラスター・グレイの代表作の一つ。 ランティモス監督は数年前にこの小説を読み、 映画化を切望。 存命だった筆者グレイ氏と会談し、すぐに信頼関係を築いた。 その後「女王陛下のお気に入り」が世界的な成功を果たしたことで、 熱意を抱いてた本作のプロジェクトが実現することとなった。 <予告編▼> |
| 審査員大賞 |
「悪は存在しない」
濱口竜介監督 (日本)
|
| 監督賞 |
「僕はキャプテン」
マッテオ・ガローネ監督 (イタリア) |
| 男優賞 |
ピーター・サースガード
「メモリー」 |
| 女優賞 |
ケイリー・スピーニー
「プリシラ」 |
| 脚本賞 |
「伯爵」
(チリ) |
| 日本からの出品 |
<コンペティション部門>
「悪は存在しない」 濱口竜介監督 <オリゾンティ部門> 「ほかげ」 塚本晋也監督 |
「TAR/ター」と「イニシェリン島の精霊」がそろって出品されながら、ジュリアン・ムーア(アメリカ女優)率いる審査員団が最高賞に選んだのはドキュメンタリー「美と殺戮のすべて」だった。
権力と才能、芸術と倫理の関係を、容易に答えの出ない人物像に凝縮した「TAR/ター」。友人との絶交という小さな出来事を、孤独と憎悪、争いの不条理へと広げた「イニシェリン島の精霊」。この2作には、観客の判断を揺さぶり、鑑賞後も問いを残す、映画としての並外れた力があった。それを差し置いて「美と殺戮のすべて」を最上位に置く判断には、納得し難い。
写真家ナン・ゴールディンの人生と告発活動を描いた同作の意義は分かる。しかし、その活動への共感と、映画そのものに最高賞を与える判断は、どこまで切り分けられていたのか。「TAR/ター」には女優賞、「イニシェリン島の精霊」には男優賞と脚本賞が与えられたが、この2作の達成は、演技や脚本という個別部門だけでは収まらない。作品全体の力を認めるはずの金獅子賞が、なぜ別の映画に渡ったのか。強い違和感が残る。
参考:アカデミー賞 2023→
| 部門 | 受賞作 |
|---|---|
| 作品賞 |
「美と殺戮のすべて」
ローラ・ポイトラス監督 (アメリカ映画、ドキュメンタリー) ※ドキュメンタリーが作品賞を受賞したのは史上2度目。ポイトラス監督(女性)は「シチズンフォー スノーデンの暴露」でアカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞したことで広く知られる。 本作では、米国の女性写真家ナン・ゴールディンの仕事ぶりを追う。ゴールディンは社会の不正を追及してきた社会派フォトジャーナリストとして尊敬されている。 ゴールディンたちの告発の対象となった富豪一族(サックラー家)の没落にスポットを当てる。サックラー家は、米国の麻薬系鎮痛薬(オピオイド)危機を招いた製薬会社のオーナー。 <予告編▼> |
| 審査員大賞 |
「サントメール ある被告」
アリス・ディオップ (フランス映画) |
| 監督賞 |
「ボーンズ アンド オール」
ルカ・グァダニーノ ※伊、英、米の合作。ティモシー・シャラメ主演の青春ホラー映画。グァダニーノ監督はイタリア人。「君の名前で僕を呼んで」などで知られる。 |
| 男優賞 |
コリン・ファレル
「イニシェリン島の精霊」 |
| 女優賞 |
ケイト・ブランシェット
「TAR(ター)」 |
| 脚本賞 |
「イニシェリン島の精霊」
マーティン・マクドナー |
| 日本からの出品 |
「LOVE LIFE」
深田晃司監督 |
| 年 | 受賞作品 | 説明 |
|---|---|---|
| 2024 |
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
(スペイン映画) <予告編> |
ペドロ・アルモドバル監督。 |
| 2023 |
「哀れなるものたち」
(イギリス映画) <予告編> |
ヨルゴス・ランティモス監督。
喜劇的なおとぎ話。 科学実験で死から蘇った女性が、自己探求の冒険に出る。 野心的な想像力と、面白みに満ちた奇妙さが、大絶賛を浴びた。 ヨルゴス・ランティモス監督にとって「女王陛下のお気に入り」を超える出来栄えとの声が相次いだ。 また、主演エマ・ストーンについても、「ラ・ラ・ランド」を上回るキャリアベストの演技との称賛に包まれた。 19世紀のイギリスが舞台。 自殺した若い女性が、怪しい科学者によって命を取り戻す。 ただ、その頭脳は無知な状態になっており、世の中についてイチから学び始める。 原作は、1992年の小説。 スコットランドの作家アラスター・グレイの代表作の一つ。 ランティモス監督は数年前にこの小説を読み、 映画化を切望。 存命だった筆者グレイ氏と会談し、すぐに信頼関係を築いた。 その後「女王陛下のお気に入り」が世界的な成功を果たしたことで、 熱意を抱いてた本作のプロジェクトが実現することとなった。 |
| 2022 |
「美と殺戮のすべて」
(アメリカ映画、ドキュメンタリー) <予告編> |
ローラ・ポイトラス監督。
ドキュメンタリーが作品賞を受賞したのは史上2度目。ポイトラス監督(女性)は「シチズンフォー スノーデンの暴露」でアカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞したことで広く知られる。 本作では、米国の女性写真家ナン・ゴールディンの仕事ぶりを追う。ゴールディンは社会の不正を追及してきた社会派フォトジャーナリストとして尊敬されている。 ゴールディンたちの告発の対象となった富豪一族(サックラー家)の没落にスポットを当てる。サックラー家は、米国の麻薬系鎮痛薬(オピオイド)危機を招いた製薬会社のオーナー。 |
| 2021 |
「あのこと」
(フランス) 日本公開日:2022年12月2日
<予告編> |
オードレイ・ディバン監督。低予算の独立系映画。 ディバン監督はレバノン出身のフランス人。女性。1980年生まれ。 監督として2作品目。監督になるまではジャーナリスト兼脚本家として活動していた。 |
| 2020 |
「ノマドランド」
(アメリカ) 予告編→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ 日本公開:2021年3月26日 |
題名の「ノマド(nomad)」は、遊牧民を意味する。
2008年のリーマンショック不況によって、
家を失った米国ネバダ州の女性の過酷な生活を描く。
季節労働の厳しい仕事を渡り歩く姿は、まさに「現代の遊牧民」。
監督は、中国人女性クロエ・ジャオ。 受賞時点で38歳の若手。アメリカ在住。 小規模予算の映画「ザ・ライダー」(2017)で絶賛された。 主演は大物女優フランシス・マクドーマンド。 |
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 2019 |
「ジョーカー」
予告編→ 字幕版(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ |
アメリカ。 バットマンの悪役でおなじみのジョーカーの過去を描く。 コミック映画として史上初の受賞。 |
| 2018 |
「ROMA/ローマ」
予告編→ |
アメリカとメキシコ合作 |
| 2017 |
「シェイプ・オブ・ウォーター」
予告編(Amazon)→ 吹替版(Amazon)→ |
アメリカ |
| 2016 |
「立ち去った女」
動画配信(アマゾン)→ |
フィリピン
フィリピンのラブ・ディアス監督がトルストイの短編「神は真実を見そなわす」から着想を得て、一人の女性の復讐(ふくしゅう)劇を軸に人間ドラマを描いた。 身に覚えのない殺人罪で30年間も投獄された小学校の女性教師ホラシア。釈放後、家に戻ると、夫は既に亡くなり、息子は行方不明になっていた。受刑者仲間の告白から、かつての恋人が事件の黒幕だと知ったホラシアは、復しゅうの旅に出る。 上映時間は3時間48分。平均5時間超というディアス監督作品では短い。長回しやロングショットを生かし、光と闇、善と悪など人間の本質を描く。 ベネチア映画祭では、ハリウッドの大作「ラ・ラ・ランド」などをさしおいて受賞を果たした。 |
| 2015 | 「彼方から」 | ベネズエラ |
| 2014 | 「さよなら、人類」
動画配信(アマゾン)→ |
スウェーデン
ロイ・アンダーソン監督の不条理コメディー。 面白グッズを売り歩くセールスマンの中年コンビが主人公。 吸血鬼の歯や笑い袋などを販売している。 カフェや理髪店などさまざまな場所に出掛けては、つまらなそうにグッズを売り込む。 行く先々で遭遇する奇妙で滑稽な人生の一こまを描く。 一貫した物語はない。何か事件が起きるわけでもない。関連があるのかないのか分からないコントのような短い場面が次から次へとつながっていく。 39のシーンをそれぞれ固定カメラで、しかもすべてCGでなく、スタジオにセットを組んで撮ったという。 シュールなエピソードにあふれている。 |
| 2013 | 「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」 | イタリア |
| 2012 | 「嘆きのピエタ」 | 韓国 |
| 2011 | 「ファウスト」 | ロシア |
| 2010 | 「SOMEWHERE(サムウェア)」 | アメリカ |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 1960年代 | 1950年代 | 1940年代 | 1930年代 | ページの先頭↑ | 金獅子賞
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 2009 | レバノン | イスラエル、フランス、ドイツ |
| 2008 | レスラー | アメリカ |
| 2007 | ラスト、コーション | 台湾、アメリカ、香港、中国 |
| 2006 | 長江哀歌 | 中国 |
| 2005 | ブロークバック・マウンテン | アメリカ |
| 2004 | ヴェラ・ドレイク | イギリス、フランス、ニュージーランド |
| 2003 | 父、帰る | ロシア |
| 2002 | マグダレンの祈り | アイルランド、イギリス |
| 2001 | モンスーン・ウェディング | インド、アメリカ、フランス、イタリア |
| 2000 | チャドルと生きる | イラン |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 1960年代 | 1950年代 | 1940年代 | 1930年代 | ページの先頭↑ | 金獅子賞
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 1999 | あの子を探して | 中国 |
| 1998 | いつか来た道 | イタリア |
| 1997 | HANA-BI | 日本 |
| 1996 | マイケル・コリンズ | アイルランド、イギリス、アメリカ |
| 1995 | シクロ | ベトナム、フランス、香港 |
| 1994 | 愛情萬歳 | 台湾 |
| ビフォア・ザ・レイン | マケドニア、イギリス、フランス | |
| 1993 | トリコロール/青の愛 | フランス、ポーランド、スイス |
| ショート・カッツ | アメリカ | |
| 1992 | 「秋菊の物語」
当時、中国映画界は飛躍を遂げていた。1992年から1993年にかけて、ベネチア、ベルリン、そしてカンヌの世界三大映画祭の作品賞(グランプリ)を獲得した。 経済の開放政策を受けて、中国(本土)、香港、台湾の映画界の間で資金と人の交流が進み、その成果が出た。 監督は、大陸を代表するチャン・イーモウ(張芸謀)。従来の技巧的な映像作品から一転し、リアリズムに徹した。隠しカメラを多用し、素人俳優を重用し、ドキュメンタリーに近い味を出している。 舞台は、大陸北西部の陜西省。主人公は、純朴な農家の嫁の秋菊。秋菊の夫が、村長と口論のすえ、村長に男の急所をけられた。 現代中国のありのままの姿が浮き彫りにされた。農村と都市の対比も描かれている。 |
中国 |
| 1991 | ウルガ | ロシア、フランス |
| 1990 | ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ | イギリス |
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 1989 | 悲情城市 | 台湾 |
| 1988 | 聖なる酔っぱらいの伝説 | イタリア、フランス |
| 1987 | さよなら子供たち | フランス、西ドイツ |
| 1986 | 緑の光線 | フランス |
| 1985 | さすらう女 | フランス |
| 1984 | 太陽の年 | ポーランド、西ドイツ、アメリカ |
| 1983 | カルメンという名の女 | フランス、スイス |
| 1982 | ことの次第 | 西ドイツ、ポルトガル、アメリカ |
| 1981 | 鉛の時代 | 西ドイツ |
| 1980 | グロリア | アメリカ |
| アトランティック・シティ | カナダ、フランス |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 1960年代 | 1950年代 | 1940年代 | 1930年代 | ページの先頭↑ | 金獅子賞
1969年から1979年までの11年間は、コンクール部門(コンペティション部門)がありませんでした。
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 1969 | 選考なし | 選考なし |
| 1968 | サーカス小屋の芸人たち 処置なし | 西ドイツ |
| 1967 | 昼顔 | フランス、イタリア |
| 1966 | アルジェの戦い | イタリア、アルジェリア |
| 1965 | 熊座の淡き星影 | イタリア |
| 1964 | 赤い砂漠 | イタリア、フランス |
| 1963 | 都会を動かす手 | イタリア |
| 1962 | 僕の村は戦場だった | ロシア |
| 家族日誌 | イタリア、アメリカ | |
| 1961 | 去年マリエンバートで | フランス、イタリア |
| 1960 | ラインの仮橋 | フランス |
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 1959 | ロベレ将軍 | イタリア |
| 戦争・はだかの兵隊 | イタリア、フランス | |
| 1958 | 無法松の一生 | 日本 |
| 1957 | 大河のうた | インド |
| 1956 | 該当なし | |
| 1955 | 奇跡 | デンマーク、ベルギー |
| 1954 | ロミオとジュリエット | イギリス |
| 1953 | 該当なし | |
| 1952 | 禁じられた遊び | フランス |
| 1951 | 羅生門 | 日本 |
| 1950 | 裁きは終りぬ | フランス |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 1960年代 | 1950年代 | 1940年代 | 1930年代 | ページの先頭↑ | 金獅子賞
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 1949 | 情婦マノン | フランス |
| 1948 | ハムレット | イギリス |
| 1947 | Sirena | チェコスロバキア |
| 1946 | 南部の人 | アメリカ |
| 1945 | ある子供 | フランス |
| 1944 | 華氏911 | アメリカ |
| 1943 | エレファント | アメリカ |
| 1942 | Bengasi | イタリア |
| 偉大なる王者 | ドイツ | |
| 1941 | La corona di ferro | イタリア |
| 世界に告ぐ | ドイツ | |
| 1940 | L'assedio dell'Alcazar | イタリア |
| 白夜の果てに | ドイツ |
2020年代 | 2010年代 | 2000年代 | 1990年代 | 1980年代 | 1970年代 | 1960年代 | 1950年代 | 1940年代 | 1930年代 | ページの先頭↑ | 金獅子賞
| 年 | 受賞作品 | 国 |
|---|---|---|
| 1939 | Abuna Messias | イタリア |
| 1938 | 空征かば | イタリア |
| オリンピア | ドイツ | |
| 1937 | シピオネ | イタリア |
| 舞踏会の手帖 | フランス | |
| 1936 | リビア白騎隊 | イタリア |
| Der Kaiser von Kalifornien | ドイツ | |
| 1935 | おもかげ | イタリア |
| アンナ・カレニナ | アメリカ | |
| 1934 | Teresa Confalonieri | イタリア |
| アラン | イギリス | |
| 1933 | 開催せず | |
| 1932 | 自由を我等に | フランス |