ベネチア国際映画祭の最優秀監督賞である「銀獅子賞(ぎんじししょう)」の一覧です。歴代の受賞者リスト(コンペティション部門の結果)。 日本人では、熊井啓監督が「千利休 本覺坊遺文」(1989年)、北野武監督(ビートたけし)が「座頭市」(2003年)、黒沢清監督が「スパイの妻」(2020年)で受賞しています。イタリアのベネチア(ヴェネツィア、ベニス)で毎年8月末から9月初旬に開催されます。(アワードウォッチ編集部)
Tweet年 | 受賞者 | 対象作品 |
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2023 |
マッテオ・ガローネ (イタリア出身) |
「Io Capitano(イオ・カピターノ)」 |
2022 |
ルカ・グァダニーノ (イタリア) ※「君の名前で僕を呼んで」で有名。 |
「ボーンズ アンド オール」
予告編→ (伊、英、米の合作。ティモシー・シャラメ主演の青春ホラー映画) |
2021 | ジェーン・カンピオン (ニュージーランド) ※「ピアノ・レッスン」で有名。 |
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
予告編→ Netflix→ (英、米、カナダ、豪の合作。主演はベネディクト・カンバーバッチ。共演はキアステン・ダンスト。日本公開は2021年11月。2021年12月Netflixで配信) |
2020 | 黒沢清 (日本) |
「スパイの妻」
予告編→ |
年 | 受賞者 | 対象作品 |
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2019 | ロイ・アンダーソン (スウェーデン) |
「アバウト・エンドレスネス」 |
2018 | ジャック・オディアール (フランス) |
「ゴールデン・リバー」 |
2017 | グザヴィエ・ルグラン (フランス) |
「ジュリアン」 |
2016 | アマト・エスカランテ (メキシコ) |
「触手」 |
アンドレイ・コンチャロフスキー (ロシア) |
「パラダイス」 | |
2015 | パブロ・トラペロ (アルゼンチン) |
「エル・クラン」 |
2014 | アンドレイ・コンチャロフスキー (ロシア) |
「白夜と配達人」 |
2013 | アレクサンドロス・アブラナス (ギリシャ) |
「Miss Violence」 |
2012 | ポール・トーマス・アンダーソン (アメリカ) |
「ザ・マスター」 |
2011 | ツァイ・シャンチュン (中国) |
「天山人海」 |
2010 | アレックス・デ・ラ・イグレシア (スペイン) |
「気狂いピエロの決闘」
脚本賞とのダブル受賞。 アレックス・デ・ラ・イグレシア監督。 ぶっ飛んだぶっ飛んだ映画。 お下劣とも思える映像と音楽で、スペイン内戦時代の狂気に満ちた暴力を描き出した。 サーカスの人気者だった父に憧れてピエロになったハビエル(カルロス・アレセス)はある日、人気ピエロのセルヒオ(アントニオ・デ・ラ・トーレ)が妻を殴っている現場に出くわし、介抱する。 |
年 | 受賞者 | 対象作品 |
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2009 | シリン・ネシャット (イラン) |
「Women Without Men」 |
2008 | アレクセイ・ゲルマン・ジュニア (ロシア) |
「宇宙飛行士の医者」 |
2007 | ブライアン・デ・パルマ (アメリカ) |
「リダクテッド 真実の価値」 |
2006 | アラン・レネ (フランス) |
「六つの心」 |
2005 | フィリップ・ガレル (フランス) |
「恋人たちの失われた革命」 |
2004 | キム・ギドク (韓国) |
「うつせみ」 |
2003 | 北野武 (日本) |
「座頭市」 |
2002 | イ・チャンドン (韓国) |
「オアシス」 |
2001 | ババク・パヤミ (イラン) |
「Secret Ballot」 |
2000 | ブッドデブ・ダシュブプト (インド) |
「Uttara」 |
年 | 受賞者 | 対象作品 |
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1999 | チャン・ユアン (中国) |
「ただいま」 |
1998 | エミール・クストリッツァ (ユーゴスラビア) |
「黒猫・白猫」 |
1997 | 受賞なし | |
1996 | ||
1995 | ||
1994 | カルロ・マッツァクラティ (イタリア) |
「Il Toro」 |
ピーター・ジャクソン (ニュージーランド) |
「乙女の祈り」 | |
ジェームズ・グレイ (アメリカ) |
「リトル・オデッサ」 | |
1993 | バフティヤル・フドイナザーロフ (タジキスタン) |
「コシュ・バ・コシュ/恋はロープウェイに乗って」 |
1992 | クロード・ソーテ (フランス) |
「愛を弾く女」 |
ダン・ピタ (ルーマニア) |
「Hotel de Lux」 | |
ビガス・ルナ (スペイン) |
「ハモンハモン」 | |
1991 | チャン・イーモウ (中国) |
「紅夢」 |
テリー・ギリアム (アメリカ) |
「フィッシャー・キング」 | |
フィリップ・ガレル (フランス) |
「ギターはもう聞こえない」 | |
1990 | マーティン・スコセッシ (アメリカ) |
「グッドフェローズ」 |
年 | 受賞者 | 対象作品 |
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1989 | 熊井啓 (日本) |
「千利休 本覺坊遺文」 |
ジョアン・セーザル・モンテイロ (ポルトガル) |
「黄色い家の記憶」 | |
1988 | テオ・アンゲロプロス (ギリシャ) |
「霧の中の風景」 |
1987 | エルマンノ・オルミ (イタリア) |
「偽りの晩餐」 |
ジェームズ・アイヴォリー (イギリス) |
「モーリス」 |
1958年から1986年までの29年間は、銀獅子賞の授与がありませんでした。
1958年から1986年までの29年間は、銀獅子賞の授与がありませんでした。
年 | 受賞者 | 対象作品 |
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1959 | 受賞なし | |
1958 | ||
1957 | ルキノ・ヴィスコンティ (イタリア) |
「白夜」 |
1956 | 受賞なし | |
1955 | ミケランジェロ・アントニオーニ (イタリア) |
「女ともだち」 |
ヴォルフガング・シュタウテ (オランダ) |
「Ciske de Rat」 | |
サムソン・サムソーノフ (ソ連) |
「The Grasshopper」 | |
ロバート・アルドリッチ (アメリカ) |
「悪徳」 | |
1954 | 溝口健二 (日本) |
「山椒大夫」 |
黒澤明 (日本) |
「七人の侍」 | |
エリア・カザン (アメリカ) |
「波止場」 | |
フェデリコ・フェリーニ (イタリア) |
「道」 | |
1953 | マルセル・カルネ (フランス) |
「嘆きのテレーズ」 |
溝口健二 (日本) |
「雨月物語」 | |
ジョン・ヒューストン (イギリス) |
「赤い風車」 | |
フェデリコ・フェリーニ (イタリア) |
「青春群像」 | |
アレクサンドル・プトゥシコ (ソ連) |
「虹の世界のサトコ」 | |
レイ・アシュレー、モリス・エンゲル、ルース・オーキン (アメリカ) |
「小さな逃亡者」 |